避妊と去勢について

仔犬を迎えて一番最初の大きな悩みは「避妊と去勢」だと思います。
ネット社会になり、手術をする事に対して様々な情報があふれていて、何が良くて悪いのかが解りにくい時代になっています。

私たちは「避妊と去勢」を考えるうえで一番大切なのは「わんちゃんが一生涯を通して快適に過ごせるかどうか」だと思います。

犬も人と同じように感情を持ち、痛みを感じて生きています。

うれしい、楽しい、悲しい、痛い、苦しい、など日々沢山の気持ちを色々な表現方法で私たちに教えてくれます。

しかし、動物は痛みや苦しみを本能的に隠そうとします。病気になっていても、なかなか人間には気付きにくいのです。
その為にも、病気ストレスの予防の点から皆さまに「避妊と去勢手術」を早いうちに行うことをお勧めします。

病気の予防をする事、病気になりにくい身体をつくる事、ストレスの少ない生活を送る事、この3つは一緒に生活をする中でお互いに楽しく幸せに過ごすための大切なポイントです。

私たちは犬も人も幸せになってもらいたい。予防することの大切さを伝えたいという想いから未避妊・未去勢のわんちゃんのトリミングをお断りさせていただくことになりました。

大切な命をお預かりする大切な仕事です。

私たちは何一つ妥協したくありません。その気持ちから今回はこのようなお願いをするにいたりました。
様々な意見があるとは思いますが、私たちが今、何をすることで社会の意識が変わるだろうか?と考え抜いた結果です。

不幸な犬、猫を一匹でも助けれれば。一人でも多くの方にこの思いが伝わることを願っています。

DogBeautySalon SEI  
オーナー 西谷未来

避妊・去勢手術を行うことのメリットデメリット

メリット

♂の場合
ストレスの軽減
オス犬は発情中のメス犬のニオイで発情します。発情したメス犬が近くにいるのに交尾できないのはストレス大です。
攻撃性やマウンティングが抑えれる
ホルモンの影響により、オスの攻撃性が抑えられたり、マーキング、マウンティングの予防にもなります。しかしこの効果は手術のタイミング、個体差があります。
病気の予防
前立腺肥大、精巣腫瘍、会陰ヘルニア、精巣炎、停留睾丸による精巣の腫瘍化 などが予防できます。

メスの場合
ストレスの軽減
メス犬は人間と同様に出血があります。さらにヒート後(個体差あり)に疑妊娠(想像妊娠)や乳腺が腫れてしこりの様になる場合があります。どちらもホルモンのバランスが崩れてしまうことで起きてしまい、食欲不振や攻撃性のある行動など普段とは違いストレスが大です

病気の予防
子宮蓄膿症(未交配の子や、何年も交配しない場合に発症しやすくなります) 
乳腺腫瘍

デメリット

オスメス共に麻酔をかける事のリスクがあります。年齢が若く、健康な状態の時は回復力も十分にあります。
しかし高齢になり、病気を患ってから行う手術は身体への負担も多く、回復に時間がかかり費用も高額になりやすいです。

様々なメリット・デメリットがありますが、健康な時に予防ができる病気やストレスを軽減しておく事も家族としての大切な役割だと思っています。

仔犬のトリミングについて

大切な社会化の時期にこそ、トリミングサロンに沢山遊びに来てほしい、という思いから、仔犬は手術を行う意思がある場合のみご利用を受け付けております。

仔犬の手術の適齢期は、犬種・体調・先天性の病気など様々な理由で異なります。
一般的に、6〜8ヶ月齢で行うのが望ましいと言われていますが、小型犬と大型犬ではベストな時期は異なるので、かかりつけの獣医さんとよく相談して決めましょう。

手術のスケジュールが決まりましたらお知らせください。手術前後のトリミングスケジュールを立てましょう。